どどんぱのすこすこ音頭

高校やめて漫画かいて物販やってます。

面白い人とはなんなのかを考えるお年頃〜忘年会編〜

こんばんは。
原付免許、ノー勉イキリして
高校生だらけの会場で1人落ちる快挙、
名実共に中卒のドドンパです。(後2点だったんすよ😭)

それはさておき「忘年会シーズン」ですね。
この時期になると毎年「忘年会だりぃ」的なつぶやきをよく見かけます。
これらの中には本当にだるい人と、ファッションだりぃ人が混じっているのかもしれませんが 、当方正社員経験が全くもってないものですから答えのない推論を語ることはしません。が、あえて一言多く語るとすれば構って察して目的の「ファッションだりぃ人」なるものがいるのであれば、その人こそがモノホンのだりぃ人であることは客観的事実なように思えます。
本当に一言多いですね。

さて、そんなリーマン経験の浅い僕からしてみれば隣の芝生はあおいとでも言ったように、
年末の忘年会など少々興味あるような気がしないでもないのですが、やはり上司、同僚、部下への気遣い、お金を払って接待させられる!残業代出せ!!給料上げろ!!御局様、とっとと寿退社し腐れ!!!など。
忘年会という慣習自体に様々な不満を持つ人は少なくないようですね。

忘年会の是非はとにかく、
たしかに古い体制ではあると思うのである程度時代に合わせた見直し改革は必要ではあると思います。

しかし、忘年会自体の改革をしたところで結局のところ忘年会を苦痛にしている人物、その元凶が変わらなければ根本の問題は改善しないのではないでしょうか?

パワハラモラハラ、マタハラ、テレクラ、
様々な社会問題からそれらの言葉が生まれていますが忘年会に潜んでいるのは「オモハラ」ではないのかと僕は考えます。

「おもしろいハラスメント」、
ようするに「面白くない話に対して愛想笑いしたり盛り上がっているフリをしなければならない状況」のことを指します。今僕が考えたので定義はいい加減です。
詳細は察してください。モノホンのだりぃ人なので

少なからず思い当たる節がある人もいるのでは無いでしょうか?
オモハラというと軽く聞こえますが、実態は極めて悪質です。「人間は、笑う力を授けられた唯一の動物である。」という言葉もありますが、ハラスメントを行う人間によってそれを強制的に行使させられるのです。これは極めて不快です。

オモハラをしている人はこぞってその自覚がないのでタチが悪いです。
自分の話が上手く、ウィットに富んでいて場を回していると勘違いしています。クソさぶいです。
そのままでは、場が凍るので頑張ってフォローして場を成立させている周りの気苦労を考えたことがあるのでしょうか?いや、ないでしょう。

僕は「おもしろい」とはなんなのか、
日ごろよく考えます。暇なのかもしれません。

その中であくまで僕の定義ではありますが、
今回の忘年会の例に当てはめて改めて考えてみました。

その結果、
忘年会(飲み会)における理想のおもしろいとは、
個人のおもしろさを競うものではなく、
全員が「あー楽しかった。またこのメンバーで行きたいな!」と思えるものだと考えました。

そこに至るに3ステップ必要です。
1【嫌な気持ちにさせない】→2【みんなが不必要に気を使わない、リラックスさせる雰囲気作り】→3【楽しい雰囲気作り、笑い、喜び】。

オモハラを行う人はもっぱら1、2をすっ飛ばして
好き放題話して自分だけが気持ちよくなり3をしている気になっているのです。

関係性がない中で、言葉遊びやエッジの効いたツッコミをしたところで、それは自己満足でしかありません。笑えないし、仮に面白かったとしても「え?笑っていいの」と困惑させてしまうからです。
中には、しきりにイニシアチブを握られては不快に思う人もいるでしょう。僕なんかも我が強いので仕切りたがりは嫌いです。

ですから、その時々のメンバーの性格、その日の機嫌を可能な限り素早く把握し、
自分で話すのが苦手な人には、それでもいいんだよという空気、苦手だけど話はしたい人には適度に受け答えしやすい話題をふってあげる、
お話好き、それなりにトークができる人にはある程度任せる、決して出しゃばりすぎないこと。
勘違いしてはならないことが前に出ることが正義ではありません。話し上手は聞き上手です。

そういった立ち回りを臨機応変に行える人こそ、
飲みの席における「おもしろい人」だと僕は考えます。有能でもありますね。
強引に笑いをとる前に
人の気持ちを汲み取る、空気を読む、雰囲気作りの方がよほど大事だと思うという話でした。
そして何より忘れてはならないのが、あなたが楽しむことが何より大事です。
「みんな」、の中には「あなた」も含まれているのですから。

だけど、みんながみんなここまで空気を読めることはないでしょう。
結論、「忘年会滅びろ」。